学校にはない学びが自然にはある。
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名称 17734:大自然の湖を探検!相模湖カヌーキャンプ 日程 2018年8月16日~18日
場所 神奈川県相模原市 対象 小学1年生~中学3年生

2018年8月16日~8月18日(2泊3日)の期間に、神奈川県相模原市で「大自然の湖を探検!相模湖カヌーキャンプ」を実施しました。提供団体の「一般社団法人子どものチカラ研究会」より下記の通りキャンプのご報告をいたします。

 

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>>提供団体の詳細

 

1日目

▼午前の様子

・集合・移動
・オリエンテーション
・仲間づくり
・昼食(弁当持参)

 

出発式を済ませて電車のホームに移動した子ども達に「この夏出かけたところはどこですか?」と質問を投げかけたところ、元気に手が上がり夏休みの様子を口々に話してくれました。スタッフ側の自己紹介も織り交ぜながら電車が来るまでのひと時のアイスブレイクが功を奏したのか、大月行の電車に乗るとほとんどの子が打ち解けて表情が変わっていきました。1時間半弱の車中では表情の硬い子を中心に話しかけつつ、ムードメーカーになってくれそうな子を探してキャンプへの期待や楽しみにしていることを聴きました。

 

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相模湖駅で電車を降りて徒歩20分の船着き場から渡船に乗ってみの石滝キャンプ場に渡りました。出迎えてくれたキャンプ場の方から説明を聞き、宿泊するログコテージに荷物を運んだ後は持ってきたお弁当を広げてランチタイムにしました。キャンプ場は湖畔の森の中にあるためかとても涼しく、みんなよく食べていました。

 

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昼食後、湖畔の広場で輪になって自己紹介ゲームをしました。キャンプネームと楽しみにしてきた事を一人ひとり話してもらいながら全員の名前を覚えました。キャンプでは仲間を名前で呼ぶキャンプで呼ぶ雰囲気を大切にしたいことを理解してもらいつつ、カヌーでの水上活動の際にも、お互いに名前を呼んで危険を知らせたり、仲間を助けたりすることの意味を考えてもらいました。次にフルーツバスケットの要領でアンケートゲームをしました。「川で遊んだことがある人」「野外炊事をしたことがある人」などの質問をしながら、今回のメンバーの経験の度合を測り、活動のレベルを考えました。

 

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▼午後の様子

 

・みの石滝ネイチャーポイントラリー

 

スタッフから陸の孤島と呼ばれるこのキャンプ場内のポイントを廻るミッション(課題)が出されました。「キャンプ場の最高地点を探せ」「沢の登りに挑戦「滝登りに挑戦」という3つのミッションをクリアしてカレー作りに必要なアイテムを獲得するポイントラリーがスタートし、8人の3つの班が競いながら課題に挑戦しました。最初の最高地点を目指すミッションでは急な山道をみんなで登って頂上を目指しました。

 

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この段階ではまだ仲間意識が薄く、班のメンバーが離れてしまう場面もありましたが、沢登りと滝登りではお互いに手を貸したり、声をかけ合ったりと仲間意識が育ってきました。3つ全ての課題をクリアした時にはみんなで打ち解け合い、最初の緊張した表情から楽しそうな表情に変わっていました。課題をクリアした際にもらったカードを鍋と調理器具、薪とウチワ、肉と野菜と交換してポイントラリーを終了しました。

 

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▼夕方・夜の様子

 

・夕食(野外料理)
・ナイトゲーム&夜の昆虫探し
・入浴(シャワー)
・就寝準備・就寝

 

各班の中で野菜を切る子と火を起こす子に分かれて準備が始まりました。この頃には、班の高学年が低学年のフォローする姿も多く見られるようになり、低学年の子もやりがいを持って野外料理に参加することができました。その甲斐があってか包丁でけがをする子もなく材料の準備は終わりました。しかし、火おこしは高学年も経験が少ないのか、なかなか火がおきずに苦労をしましたが、枯れ葉や枝を皆で集めてやっとのことで薪に火を移すことができました。

 

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火がおきてからも煙や熱に苦戦しながら集中が途切れることなくカレーを煮込む段階までたどりつきました。あとは、スタッフも手伝って火の加減をしながら焦がさないようにカレーを仕上げました。自分たちで作ったカレーの味に満足しながら楽しい夕食のひと時を過ごしました。食べ終わった後は、低学年を先にシャワーに行かせている間に4,5年生でマットを運こんで寝床を作り、高学年が炊事用具の洗い物をしました。この頃には、縦割り班がしっかり機能していて、それぞれの年齢でできることをやりながら生活行動が進むようになってきました。

 

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2日目

▼朝・午前中の様子

 

・起床・朝探検
・朝食(スタッフ調理)
・カヌー体験1:パドリングの練習など

 

朝は目が覚めた子からベーコンエッグを焼くために火をおこしてもらいました。普段の生活リズムが違う子ども達が集まっているので、朝はゆったりする時間を大切にしました。火が好きな子はずっと火の側にいて薪を足したり、遊びたい子はコテージの周りで鬼ごっこをしたり、コテージでゆっくりしたりキャンプらしいのんびりした時間を過ごしました。

 

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最初は、施設のカヌーインストラクターの安全についての話や、パドルの扱い方、桟橋からのカヌーの下し方、湖面に浮かぶカヌーへの乗り方、湖上でのひっくりかえった時の対処法などのレクチャーからパドリングの練習に至るまで一つ一つ丁寧に練習をしていきました。緊張感を持たせるのが上手なインストラクターのお陰で、集中が途切れぎみの低学年の子も最後までしっかりと話を聞くことができました。

 

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練習が終わると、一人一人がカヌーで湖面に漕ぎ出しました。練習の甲斐があって皆落ち着いてカヌーを漕ぐことができました。心配された低学年も意外にも最初からスイスイとカヌーが進んでインストラクターを驚かせていました。

 

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▼昼・午後の様子

 

・昼食(弁当提供)
・カヌー体験2:湖上でのゲームなどの練習など

 

船で配達されたおにぎり唐揚げ弁当を食べて元気になった子ども達は、午後も続けてカヌーに乗りました。午後一番は、川の流れ込む入江の最奥部を探検し、狭い川でUターンに挑戦したり、入江の中を自由に漕ぎながらスタッフとカヌー鬼ごっこをしたり、パドルを上手に使って水かけごっこをしたりとカヌーでの遊びを満喫しました。

 

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安全な入江の中で自由にカヌー操作をすることで、初めてカヌーに乗った子も目を見張るほどの上達を見せてくれました。巡回をしていたインストラクターもその上達ぶりを見て、特別に小さな波を起こして楽しませてくれたり、一度、水に落ちて自力でカヌーに這い上がる体験などをさせてもらい一味違ったカヌーを味わいました。

 

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▼夕方・夜の様子

 

・夕食(野外料理)
・キャンプファイヤー&フェアウェルパーティ
・入浴(シャワー)
・就寝準備・就寝

 

二日目の夕食は班毎にミートソース作りに挑戦しました。カレーよりも火の加減が難しく、ひき肉を炒める際には火が強くなりすぎないようにしたり、トマト缶を入れて煮込む際には焦げないように火の加減をしたり、その間にサラダを作ったりと低学年から高学年まで手分けして皆でよく働きました。スタッフがゆでたパスタ麺をミートソースが完成した班から配って、班毎に「いただきます」をして夕食の団欒のひと時を過ごしました。日中よく体を動かしたので食欲旺盛で誰も残すことなく麺を平らげていました。

 

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1日目の夕食は高学年が活躍をした片付けでしたが、2日目は班全員で協力したので素早く片付けが終わりました。最後の夜は、みんなで作ったゆとりの時間を使って、やりたい事別に小グループを作って思い思いに最後の夜を楽しみました。最後は、たき火を囲んで2日間の思い出を語ったり歌ったりするキャンプファイヤーで締めくくりました。みんなでまた来たいと口々に話しながら寝床に帰ってゆきました。疲れていたせいか、夜更かしをしたいと言っていた割にすぐに寝息を立てていました。

 

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自由度の高いキャンプは責任も伴う代わりに、自分たち次第でどんどん可能性が広がることを実感した2日目だと思います。低学年の子はついてくるのに一杯でしたが、高学年の子は「自分たちで作るキャンプ」の意味がよくわかった様子で、後半からはスタッフやインストラクターが話している時に低学年の子に集中させるようにフォローする様子が見られました。自分たちに必要な情報をとって楽しく目的を達成しようとする姿は見ていてとても気持ちがよく、スタッフ冥利につきる思いでした。

 

3日目

▼朝・午前中の様子

 

・起床・身支度
・朝食(野外料理)
・カヌー体験3:相模湖カヌー探検

 

最終日は気温が低い天状況から遠出はやめて、入江の中でカヌー出しから収納まで全てを自分たちで完結させる活動を行いました。3日目で初めて乗る3人乗りのカヌーでタイムトライアルを行いました。一人乗りと違って3人で息を合わせて漕がないと真っすぐ進めないカヌーを何とか乗りこなして、湖上の目標地点で折り返して何秒で戻ってこられるかに挑戦したところ、これまでにない盛り上がりと一体感を味わうことができました。3日目だけあって艇の扱いや、ライフジャケットの脱着はとてもスムーズで短い時間を有効に使ってワンランク上のカヌーを体験することができました。

 

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同じアウトドアアクティビティーのサイクリングと比べて気持ちの状態が影響しやすいのがカヌーですが、今回はたった3コマで本当に上達したと思います。水の抵抗を感じながら自分の手足の一部のように自在にコントロールをする感覚を味わうと何度でもやりたくなるのがカヌーの魅力で、最後のカヌーを収納するときには「まだやりたい」「次も必ず来る」と口々に話していました。カヌーをコントロールすることは自分自身をコントロールする自律心にもつながると思います。また来年成長した子ども達の姿を見られることを期待してカヌーの活動を終了しました。

 

 


 

▼昼・午後の様子

 

・昼食(弁当提供)
・創作活動
・移動・解散

 

カヌーを目一杯楽しんでお弁当を食べた後は、詰め込まずに「あしあと手帳」に今回の学びを書き記す時間をとりました。そして各自の感想を手帳に書き記して、仲良くなった子とフレンドリストの書きあいっこをしたり、黄色いバンダナにサインをし合ったり有意義な時間を過ごしました。キャンプ場を出発する前にはおやつのフルーツパンチを班毎で作って班の仲間で分け合って食べました。

 

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おやつの後は渡船でキャンプ場を出発して、相模湖駅までの道のりを歩きました。帰りの電車の時間は行きよりも短く、あっという間に東京駅に着きました。最後はまたねと手を振って浸食を共にした仲間とのお別れをしました。

 

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