学校にはない学びが自然にはある。
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名称 17706:農業と食を楽しむ!畑の楽校キャンプ 日程 2017年8月21日~23日
場所 福島県東白川郡鮫川村 対象 小学1年生~中学3年生

2017年8月21日~8月23日(2泊3日)の期間に、福島県東白川郡鮫川村で「農業と食を楽しむ!畑の楽校キャンプ~農業体験や里山自然遊び、本格ピザ作り体験など」を実施しました。提供団体の「NPO法人あぶくまエヌエスネット」より下記の通りキャンプのご報告をいたします。

 

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1日目

▼集合・移動時の様子

 

2時間の特急列車と50分のマイクロバスで、およそ3時間の移動です。集合時は、緊張した面持ちだった子どもたちも、電車の中でスタッフと楽しくおしゃべりする中で、徐々にリラックスしていきました。クロスシートで二人ずつ座り、昼食を食べながら隣に座ったお友だちとも打ち解けました。

 

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いわき市の勿来(なこそ)駅に到着し、マイクロバスの到着を待つ間にお互いの自己紹介をしました。一人ずつの自己紹介は、少し恥ずかしいですが、大人のサポートもありながら、自分の名前やキャンプ中にやりたいこと、目標などをしっかりと発表しました。マイクロバスが到着し、難しい場合は大人に手伝ってもらいながらも、荷物を自分でしっかり運び、乗車しました。マイクロバス車中では、どんどん森へと変わる景色を眺めながら、それぞれおしゃべりをしつつ過ごしました。

 


 

▼午後の様子

 

・開校式
・体験活動プログラム:ウォールクライミング、小川遊び、虫取り、工作など
・山村生活体験:動物の世話、夕食作り、薪割り、火おこしなど

 

キャンプ地に到着し、まずはおやつ休憩です。長時間の移動が終わってほっと一息つきました。その後、開校式が行われ、キャンプ中の過ごし方や、施設、約束事の説明を受けました。施設説明は、体験活動のフィールドを歩きながら一つずつ丁寧に行われました。広くて色々な遊び場があり、小川や、そこに渡した丸太のびびり橋、工作スペース、ウォールクライミングや、犬やヤギなどの動物と触れ合うことができます。

 

開校式が終わったあとはいよいよ体験活動フリープログラムです。活動フィールドの好きな場所で生き生きと活動していました。工作、ウォールクライミング、小川遊び、ヤギとの触れ合いなど、各々が興味のあることを自由に楽しみました。

 

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16時20分には、体験活動フリープログラムを終了し、このあとの生活の仕事(山村生活体験)の当番決めを行いました。この時の当番決めでは、夕食作り、ドラム缶風呂焚き、夕食片付け(食器洗い)、動物(ヤギとニワトリの世話)、犬の散歩の分担を決めました。

 

16時30分から担当に分かれて生活の仕事がスタートしました。犬の散歩では、ラブラドールレトリーバー2頭を連れて行きます。大きな犬で力も強く、はじめは、少し怖いですが、頑張って犬に声をかけながら散歩できました。ヤギとニワトリの世話は、餌やりや水替え、卵取りです。初めての体験ですが、大人の説明をよく聞いてこちらも上手にできました。風呂焚きや夕食作りは、薪を組んでマッチで火をつけるところからスタートです。夕食作り当番は、1日目の夕食メニューである焼きそばとフランクフルトの調理をしました。火おこしも、ほとんどの子が初めての体験でしたが、大人の説明をしっかり聞いて、とても上手にできていました。 

 

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当番の仕事がない子は、部屋で新しい友達とUNOなどをして過ごしていました。お天気は終日曇りで、涼しく過ごしやすい気候でした。夕方にはブヨなどの虫も多くなるので、生活の仕事が始まるタイミングで全員が長ズボンに着替えてから活動しました。

 


 

▼夕方・夜の様子

 

・夕食(施設提供及び野外炊飯)
・入浴(ドラム缶風呂)、体調チェック
・子ども会議(翌日の当番決め)

 

夕食は18時です。メニューの焼きそばとフランクフルトは、キャンプらしいおいしい食事でみんな大満足でした。 夕食後、入浴は大きなドラム缶のお風呂です。シャワーで身体を良く洗ってから入浴しました。薪で炊いたお風呂はあたたかく、お風呂を出てからもポカポカです。みんなで入るお風呂は賑やかでワイワイ楽しい時間を過ごしました。

 

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入浴前後の時間を利用して、「あしあと手帳」の記入をしました。今日の思い出の出来事を絵や文章で記入しました。 山村の生活では、夜になると施設の明かりに蛾やコガネムシなどのたくさんの虫が集まってきます。

 

入浴後の20時半頃からは、子ども会議(翌日の当番決め)です。今回の子ども会議で決めた当番は、羽釜での朝ごはん炊き、朝の体操、犬の散歩、動物の世話、朝ごはん片付け、昼ごはん準備(ピザ生地作り)、昼ごはん片付け、係長(食事のあいさつや子ども会議の進行)でした。その後、明日のスケジュールを確認し、歯磨きやトイレなどの就寝準備を済ませて21時に就寝しました。1日目の興奮と明日への期待でなかなか寝付けませんでしたが、東北の高原の涼しく過ごしやすい夜にぐっすりと就寝しました。

 

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2日目

▼朝・午前の様子

 

・朝の体操・当番活動(動物の世話・食事の準備等)
・朝食(施設提供)
・荷物整理、勉強・読書
・朝の畑仕事:雑草取り、野菜の収穫など
・体験活動プログラム:ウォールクライミング、小川遊び、虫取り、工作など

 

7時に起床し、身支度を整えたあと全員で体操をしました。みんな朝から元気いっぱいです。その後、犬の散歩と動物の世話の当番は、それぞれ分かれて仕事へ行きました。どちらも、1日目の夕方同様、みんな興味津々で大人の説明を聞き、上手に仕事ができました。その後、8時に朝食です。炊きたてごはんとお味噌汁、ニワトリの産んだ卵で作ったスクランブルエッグ、採りたて野菜のサラダとミニトマトを美味しくいただきました。朝食後、9時半まで荷物整理や、持参した宿題や施設の本を読んだりしてゆっくり過ごしました。

 

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9時半になり、まずは昼食のピザ生地作りの当番とそれ以外の二手に分かれました。ピザ生地作りの人は、台所へ行き、スタッフの説明をよく聞きながら、材料を合わせて生地をこねて、丸く整える行程を上手にできました。作業中には、パンのようなおいしそうな匂いが漂っていました。

 

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一方、それ以外の人は、一足先に朝の畑仕事です。じゃがいも掘りを行いました。スタッフがあらかじめクワで掘り返したじゃがいもをひとつ残らず収穫します。大きなものや小さなもの、色んな形のじゃがいもが土の中から出てきました。特大サイズのミミズもたくさん発見しました。じゃがいも掘りが終わった後は、雑草取りです。雑草取りは、地味で大変な仕事ですが、農家の夏の一番大切な仕事です。今回は、大豆、エゴマ、バジルの畝の周りの雑草を取ってきれいにしました。

 

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ピザ生地作りが終わった子たちは、畑仕事の途中の10時から合流し、ビニールハウスで育てているミニトマトの収穫をしました。おいしく熟れて真っ赤になった実を次々収穫していきます。各自ひとつだけ、とった実をそのまま口に入れてみると、その新鮮なおいしさにみんなびっくりしていました。

 

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10時半に畑仕事を終了して、体験活動フリープログラムとなりました。最初に全員で昨日行けなかった裏山へ登って場所の説明を受けたあとに自由に遊びました。そのまま裏山で手作りアスレチックを楽しんだり、制作途中の工作の続きをしたり、ウォールクライミングにチャレンジしました。

 


 

▼昼・午後の様子

 

・昼食(本格窯で焼き上げるピザ作り体験)
・体験活動プログラム:ウォールクライミング、小川遊び、虫取り、ぽんた山基地作り、工作など
・夕方の畑仕事:雑草取り、田んぼ周りの草集め・草運びなど
・山村生活体験:動物の世話、薪割り、夕食作りなど

 

11時半からはピザ生地の伸ばしとトッピングを全員で行いました。当番の子がこねた生地はフワフワに発酵していました。それを鉄板に乗せて伸ばし、手作りのピザソースや採れたての作物などをトッピングし、石窯に運んで焼き上げました。焼きあがるまでの時間を使って、夜までの生活の仕事の当番を決めました。当番決めが終わったころにちょうど焼き上がり昼食スタートです。生地を作って石窯で焼きあげた特製ピザはとってもおいしく、みんな大喜びです。自分が担当したピザ生地を友達と交換しながら、あっという間に食べ終わってしまいました。

 

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昼食後、20分ほどの食休みのあとは、15時まで3回目の体験活動フリープログラムです。引き続き工作やウォールクライミングで遊ぶ子のほか、小川での生きもの捕りや、アスレチックも盛り上がっていました。

 

フリープログラムの始まりと同時に、当番の子が集まって夕食の手作りうどんの生地作りも始まりました。粉と水を合わせて手で捏ね、足で踏んでしっかり捏ね合わせてから寝かせます。口に入る生地を足で踏んで捏ねるのはなんだか変な感じだけど、おもしろくて楽しい、などとお喋りしながら、楽しく作業をしていました。

 

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15時に30分ほどおやつ休憩をとり、その後は夕方の畑仕事です。まずはみんなで田んぼへ出かけ、出穂をした稲を見学しました。その後、田んぼのあぜ道の刈った草を集めて道路端にまとめる作業のチームと、畑での雑草取り第2弾のチームの2班に分かれて、16時半まで作業を行いました。

 

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2日目の今日も、1日目と同様に16時半から生活の仕事(山村生活体験)が始まります。今日のこの時間の生活の仕事は、夕食作り、ドラム缶風呂焚き、犬の散歩、ヤギとニワトリの世話です。今日の夕食はうどん。午後の一番最初に捏ねて寝かせておいた生地を、夕食作り当番の子たちが伸ばして切っていきました。日中をとおして、お天気は雲一つない快晴で夏らしい天気でした。夕方の16:30頃から1時間ほど夕立のような強い雨が降りました。

 

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▼夕方・夜の様子

 

・入浴(ドラム缶風呂)、体調チェック
・手打ちうどん体験
・夕食(施設提供及び野外炊飯)
・子ども会議(翌日の当番決め)

 

1日目と同様のスケジュールで進行しました。夕食のうどんは、とてもおいしくできました。日中にたくさん遊んでしっかり体を動かしたので、お腹もペコペコでおかわり続出でした。その後は、1日目と同様の流れで、子ども会議(係決め)をして21時に就寝しました。2日目の今日は、1日目よりもキャンプに慣れ、やりたい遊びを存分に楽しんだり、友達と交流したり、生活の仕事に集中したりできたので、就寝時間になった途端にみんなぐっすり眠りました。

 

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3日目

▼朝・午前の様子

 

・起床・身支度
・朝の体操・当番活動(動物の世話、食事の準備等)
・朝食(施設提供)
・帰りの支度(荷物整理・寝袋整理・清掃活動)

 

2日目と同じスケジュールで進行しました。8時の朝食メニューは、炊き立てごはんとお味噌汁のほか、福島県の郷土料理である「みそかんぷら」(味噌じゃが)、小さなじゃがいもを味噌と砂糖で甘辛く炒めたものです。美味しく頂きました。

 

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朝食後は、30分ほど本を読んだり宿題をして過ごした後、帰りの支度です。使った部屋や施設をきれいに掃除し、自分の荷物を整理整頓しました。また、晴れていたので、使った寝袋とマットを干す作業を行いました。それぞれ難しいところは大人に手伝ってもらいながらも、きちんと自分の荷物は自分で整えました。

 

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▼昼・午後の様子

 

・体験活動プログラム:ウォールクライミング、小川遊び、虫取り、工作など
・昼食(施設提供)
・閉校式

 

帰り支度をテキパキと進め、早く終えることができたので、10時半ころからは、最後の体験活動フリープログラムの時間を設けました。工作、川遊び、ウォールクライミングなど、思い思いに最後の遊びを楽しみました。

 

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昼食は、施設提供のエビピラフでした。1日目よりもたくさん食べる様子が見られました。閉校式では、ここでお別れのスタッフから一言挨拶がありました。スタッフからは、「みんなとても元気に活動していて、都市部にもこんな素敵な子たちがいるということに嬉しく思いました」などというコメントがありました。最後に集合写真を撮り、13時30分頃にマイクロバスに乗って施設を出発しました。

 

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▼移動時・解散の様子

 

マイクロバスに50分ほど乗車し、勿来駅から特急列車に乗車しました。2時間ほどの電車車中では、おやつを食べました。疲れて眠って過ごす子もいれば、今回のキャンプで新しくできたお友だちとUNOをしている子もいました。東京駅に到着し、保護者の方と合流しました。一人ずつ、スタッフから保護者の方へ、キャンプ中の子どもの様子についてお伝えさせて頂き、解散となりました。

 

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