学校にはない学びが自然にはある。
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名称 17707:島と海で大冒険!三宅島マリンキャンプ 日程 2017年8月14日~18日
場所 伊豆諸島・三宅島 対象 小学3年生~中学3年生

2017年8月14日~8月18日(4泊5日)の期間に、伊豆諸島・三宅島で「島と海で大冒険!三宅島マリンキャンプ~スノーケリングや釣り、島探検・野鳥観察など」を実施しました。提供団体の「NPO法人オーシャンファミリー海洋自然体験センター」より下記の通りキャンプのご報告をいたします。

 

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1日目

▼集合・船中の様子

 

緊張した子どもたちは、お父さんやお母さんと一緒に東海汽船竹芝ターミナルに集合しました。挨拶、簡単な自己紹介の後、別れを惜しみながら乗船です。船の旅は初めての子どもも多く、船内でも興奮気味でした。22時30分にドラが鳴って出港です。みんなで甲板に出て写真を撮り、レインボーブリッジを見て船内へ戻りました。23時30分には、船内の電気がすべて消えて消灯になります。明日朝、5時に島に到着し活動することを考えると、しっかり寝なければなりません。女子はみんな早々と就寝準備。男子はなかなか興奮冷めやらず、落ち着かない感じでした。船内が消灯になる頃には、みんな静かに眠りについていました。明日からはどんな生活が待っているのか、友達ができるか、そんなことを考えながら眠りについたのでしょうか。

 

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2日目

▼朝・午前中の様子

 

・テント設営
・朝食(野外炊飯)
・海あそび
・スノーケリング練習、器材の使い方

 

早朝4時50分に予定通り三宅島の錆が浜港に接岸しました。船の外は、まだ薄暗い感じです。子ども達の第一声は、「海の匂いがする」でした。先に島で準備をしてくれていたスタッフがみんなを出迎えてくれました。荷物を車に乗せて、子ども達は、バスで大久保浜へ移動しました。

 

仮眠をとって8時50分に起床です。みんなで朝食を作ります。朝ごはんのメニューは、目玉焼き、サラダ、牛乳とジュースなど。自分の目玉焼きは自分で作るということになったのですが、「卵を割るのが初めて!」という子ども達もいましたが、頑張って挑戦です。子ども達は、まだ友達関係ができていないので何となくぎこちない感じですが、みんなで協力し合いながらご飯を作って食べました。

 

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その後、今日の天気予報では雨が降るということなので、テントの雨対策をして、スノーケリング器材のフィッティングをしました。それぞれの器材を片手に、早速、目の前に広がる大久保浜の海へ出発です。子ども達は、「早く海に入りたい!」とワクワクが止まらない様子です。女子1、男子2グループに分かれて、それぞれ、バディシステム(2人1組になり、お互いに仲間の安全管理をし合う)を組み、仲間と一緒に海へ繰り出ます!

 

まずは、マスクの曇り止め。魚が良く見えるようにマスククリアの練習、次に足ひれ(フィン)の使い方。フィンを使って泳ぐのは、初めての子ども達も多く、上手く泳げるようリーダーさんからレクチャーを受けました。

 

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▼昼・午後の様子

 

・昼食(弁当提供)
・海あそび、スノーケリングで海の中の世界をのぞいてみよう!(魚類観察)
・シャワー、着替え

 

昼食は、メンチカツ弁当でした。お腹が空いたのでたくさん食べて休憩を取り、再び海へ。午後は、午前中同様、女子1男子2グループに分かれて、フィッシュウォッチング。イズヒメエイ・ウミガメ・イシガキフグなど珍しい生きものを観察して大興奮!特に、ウミガメと遭遇した子ども達の興奮は、最高潮でした。

 

休憩を取りながら、3回スノーケリングを行いました。波打ち際で遊ぶ子どもの姿は、本当に無邪気で、まるで水族館から解き放たれたイルカや、自然に放たれた鳥のようです。時間になっても「まだ、潜りたい!」「水中にいたい!」「波と遊びたい!」となかなか海から上がりませんでした。

 

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▼夕方・夜の様子

 

・夕食作り、火起こし
・夕食(野外炊飯)
・夜の海岸散策と星空観察
・ふりかえり

 

やっと海から上がり、シャワーを浴びて着替えた後は、夕食作り(野外炊飯)です。今日のメニューはカレーライスとサラダです。ご飯は、羽窯(はがま)で炊きます。女子はカレー&サラダ作り担当です。男子は釜戸で火おこしをして、ご飯炊き担当です。キャンプ飯とは思えないくらい、本格的な美味しいカレーが出来上がりました。ご飯もいい感じのおこげが出来ました。食事当番は、テント班ごとで組み、それぞれが片付けを済ませて夜の散歩へ。

 

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真っ暗な海岸に出て波打ち際に寝転がり、波の音、夜の闇の音に耳を澄ませながら一人一人の時間を過ごしました。「波の音をどう感じるか?」とみんなに聞いたところ、ほとんどの子ども達が、「心地良くて安らかな気分になる」「安心感を感じる」と答えてくれました。自分たちが生活している場所と三宅島を比べると、何が違うのでしょうか子ども達一人一人が、島の自然との触れ合いに何か大切なものを感じてくれたら嬉しいなと思いました。テントに戻り、今日の振り返りとしてあしあと記録を記入して就寝。今日は朝から長い時間を活動で過ごしてきたのでみんな疲れたのでしょう。すぐに眠りにつきました。

 

3日目

▼朝・午前中の様子

 

・朝釣り(夕食食材調達)
・朝食(野外炊飯)
・午前の部:島の自然を学ぼう!バスで島1周しよう!(島の植物・天然記念物の野鳥観察、アカコッコ館見学)

 

6時起床し、テントごとに2つのグループに分かれ、朝釣りに出かけます。今日の釣り当番の人たちは、「眠い眠い」と言いながら堤防へ歩いて移動です。さあ、みんなが楽しみにしていた朝釣りです。釣の成果によって、食事のメニュー追加になることもあり、みんな必死に頑張りましたが、カスミアジ一匹でした。オヤビッチャなど見えてはいるのですが、今日の釣りは運がなかったようです。

 

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釣りに行かなかった残りの班は、朝食づくりです。2回目の朝食となり、子ども達は慣れた手つきでスクランブルエッグを作りウインナーを焼き、お皿に盛りつけていました。高学年の子が低学年の子に卵の割り方を教えている姿は微笑ましいですね。上級生が下級生を引っ張ってテキパキと片付けをこなしていました。みんな、慣れてきてお皿洗いもスムーズにできてきました。片付けが終わり、出かける準備です。バスに乗り遅れないように少し早めにバス停へ。バスから見える島の自然を堪能しながら目的地に向かいます。バスの揺れが心地よくみんな熟睡です。さぁ、大路池に到着です!

 

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▼昼・午後の様子

 

・昼食(弁当提供)
・午後の部:島の自然を学ぼう!バスで島1周しよう!(島の植物・天然記念物の野鳥観察、アカコッコ館見学)
・シャワー、着替え

 

2500年前の噴火でできたカルデラ湖の大路池を一周します。大きな倒木を跨いだりくぐり抜けたり、子ども達は、汗びっしょりになりながらハイキング!三宅島は、世界の鳥類学者が訪れるようなバードアイランドとして有名な島です。天然記念物の鳥が多く生息しています。耳をすませば、コマドリやミソサザイ、オーストンヤマガラの声が聞こえてきます。

 

お昼は、大路池の北側桟橋に腰かけながらゆっくりお弁当タイム!大路池周辺のすばらしい自然を感じながら美味しいお弁当を頂きました。腹ごしらえをした後は、アカッコッコ館へ移動し、三宅島のこと、島に生息する野鳥や海の生きものについて勉強しました。

 

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▼夕方・夜の様子

 

・夕食作り、火起こし
・夕食
・ふりかえり

 

今日は、予定の時間よりも押してしまって夕食作りが始まりました。今日の夕食は、男子は麻婆豆腐、サラダづくりです。女子は火おこしをして釜戸でご飯を炊きます。3日目にもなると子ども達は慣れた手つきで準備・調理しています。昼は、かなり歩いたこともあり、みんなお腹もすいていたのでしょう。おかわりをして完食しました。片付けも慣れてきて、スピードアップしました。曇り空で星が見えず疲れていることもあり、今日は、海岸散策と星空観察はせず、「あしあと手帳」を書いて、明日に備えてすぐに寝ました。

 

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4日目

▼朝・午前中の様子

 

・朝釣り(夕食食材調達)
・朝食(野外炊飯)
・島探検:島からでっかい海を見よう!めざせ!伊豆岬灯台
・シャワー、着替え

 

釣り当番は6時起床です。昨日の食事当番が今日は釣りへ行きます。昨日の成果は1匹でしたが、、今日はなんとカゴカキダイ・タカベ・ボラ・カサゴ(幼魚)・ナンヨウカイワリの五種が釣れました。子ども達は大興奮でした!次は、何が釣れるかワクワクドキドキです。最高の釣りを楽しみました。釣れた魚たちは、今夜、調理をしてバーベキューで焼いて食べます。自分達で釣った魚の味が楽しみです。

 

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北風と南風が半日で入れ変わるという天候の影響で大久保浜の海に入ることが出来ず、予定を変更しました。午後予定していた伊豆岬へのハイキングを午前に行いました。島の風景を堪能しながら、裸足で歩いたり大地に寝転がってみたり、島特有の自然を感じながら伊豆岬へ到着です。絶景ポイントで記念撮影です。伊豆岬の灯台は、四角いことに気づきました?

 

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▼昼・午後の様子

 

・昼食(弁当提供)
・海あそび、スノーケリングで魚類観察
・シャワー、着替え

 

伊豆岬から錆が浜に移動し、お弁当タイム!ボリュームたっぷり豚カツ弁当を食べました。腹ごしらえをした後は、早速、海へ!島は、風向きで入れる海が異なります。大久保浜は荒れて入れませんでしたが、反対側の海は、大丈夫です。透明度も良く、カンパチ・アカエイ・ナンヨウハコフグ・チョウチョウウオなど珍しい魚類がたくさん観察できました。一本目は、浅いタイドプールでテーブルサンゴやイソギンチャク、様々な魚類を近い視点で観察しました。

 

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二本目は少し深場へ行き、大物の魚たちや群れを観察することが出来ました。こんな海を経験した子ども達は、もっともっと海に潜りたいと思うようになります。この日は、満足げに観察した生きものたちの話をたくさんしてくれました。

 

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▼夕方・夜の様子

 

・夕食作り、火起こし
・夕食(野外炊飯)
・ふりかえり

 

海を満喫し、キャンプ場に戻って夕食準備に取り掛かります。最後の夜は、お楽しみのバーベキューです。朝釣りで釣った魚を下処理し塩焼きに、食材のカンパチはお刺身にして、残りはあら汁にしました。釣った魚の焼き物は、一分もかからず完食です!自分たちで釣って調理した魚は、何よりも「美味しい!」と喜んでいました。お肉、野菜も自分達で焼きながら、仲間と協力し合って夕食を楽しみました。寝食を共にしながらキャンプ生活をしてきた子ども達は、ひとまわりも、ふたまわりも成長しました。火おこしから片付けまで、子ども達は、みんなで協力してスムーズにできるようになりました。

 

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5日目

▼朝・午前中の様子

 

・漂着物観察と宝物探し
・朝食(野外炊飯)
・テントの撤収と荷物整理
・島散策・「錆が浜港」または「三池港」周辺めぐり、お土産購入

 

三宅島で過ごす最後の朝。荷物のパッキングをして大久保浜に散歩に出かけました。子ども達はそれぞれに、素敵な貝殻やお気に入りの石を拾い集め、自分の宝物を探します。海を眺め、三宅島の自然を目に焼き付けて、海をバックに集合写真をパシャリ!

 

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そして、自分たちが4日間過ごしたテントの撤収作業に入ります。一緒に夜を共にした仲間と協力し合いながらテントを片付けることができました。全ての片付けを終えてバスに乗り込み、今日の東京行きの船が出港する錆が浜港に向けて出発です。

 

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▼昼・午後、船中の様子

 

・昼食(弁当提供)
・夕食(弁当提供)
・キャンプのふりかえり
・解散

 

子ども達は、お父さん、お母さん、お友達へのお土産を購入し、お昼のお弁当(唐揚げ弁当)を食べて、乗船準備です。「まだ、帰りたくない」という気持ちと「早くお父さんお母さんに会いたい」という複雑な思いを胸に子ども達は、そわそわしながら乗船しました。スタッフに見送られながら三宅島にサヨナラをします。船内では、子ども達はキャンプの感想を発表し合い、仲良くなった仲間たちと別れを惜しみます。

 

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東京湾に入って、あっと言う間に下船の時間です。子ども達は、「もう着いちゃったの!」とびっくりしている様子でした。船を降りて、お父さん、お母さんと再会し、嬉しそうに三宅島の思い出を話している様子に、私達スタッフはとても嬉しく思いました。今回の活動を通して、子ども達がそれぞれに新しい発見をし、素敵な何かを感じ、豊かな感性を育み、自然の素晴らしさを知り、自然そのものを好きになってくれたら何より嬉しく思います。また、三宅島で成長したみんなに会える日を楽しみにしています。

 

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